自然農&無農薬・無化学肥料栽培をし始めてはや10年、。気が付けば30代も後半に、。
日々のうんちゃらかんちゃらをとぼとぼと記録していく日記です
有機農業・車いじり・ネコ・考え事、、。
なんだかカオスだけど、それが僕。
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農民新聞社さん発行『農民新聞』にて連載中!!
2018年03月25日号掲載!
※前回の記事はこちら
――――――――――――――――――――――
高校も後半が見えてくると、「研究者を目指すにしてもバイテクはよしておこう。有機農業や環境保全に関わっていける研究はないものだろうか」「研究者への道がないのであれば修行に行くのはどうか?一般的な社会生活からは外れることになりそうだが、実践者はいるのだ。訪ねていくのもありなのでは」等と思案し、日々の学びの他にも先の進路を模索するようになりました。
「福岡正信式の自然農法の田んぼで昆虫の研究をしている教授がいる」「里山の圃場をグループで管理しながら、有機農業を営む研究をしている大学がある」他、当時手段が少ない中でいくつかの事例を調べ上げ、『社会から外れずに仙人になるには』という難題に向けての道を模索するようになっていました。
当時一般的にはなりきれていなかったインターネットでしたが、オタク趣味があったのでうちには通じていました。ネットを見ても現在のようにたくさんの情報がある時代ではなかったのですが、大学等のホームページは存在していました。覚えたての電子メールを、研究室のページにあったアドレスを手打ちして、送ったりしたのです。
あまりメールも来ない時代だったのか、そんな礼も知らない10代からのメールにも、教授先生から返信をいただくことができました。「今は偏差値で大学を選ぶ学生ばかりだ。君のように目的意識を持って進学してくれるのなら、非常に楽しみである。ぜひ受験し、合格して下さい」と、温かいお返事をいただき、とても嬉しかったのを覚えています。結果その大学は落ちてしまい残念ではありましたが、「頑張り次第、行動力次第では、学術機関も遠い存在ではないのだ」そう思うことが出来るようになった原体験となっています。
現実には、『ともすれば農の実践をしたいのに、若い時期を無駄にすることはできない』と、第一希望への進学はあきらめ、遠く宮崎の私大に進学することにしました。ほとんど未知の地、宮崎。しかし運命的にも、最も望んでいた形での学びが出来ることに、なったのです。
つづく
―――――――― 以上本文 ―――――――
―――――以下は著者の独り言です―――――
~そして今思っていること~
現在、有機農家として栽培していますが、不思議なことに有機農業を行っている人の中にも、昆虫に疎かったり、雑草には興味がない人が、思いのほか多いのが、残念というか、意外なのでした。僕はそれらが好きで有機農業を始めたのだけれど、人によっては「邪魔者」以上の感覚を持っていないこともあって、びっくり。
農業高校編はこの辺で終わりになりますが、高校で学んだことは授業や研究以外の所でも、今の営農知識の礎になっている部分がありますので、次回特別編「農業高校生独特の青春 ~農業鑑定競技とFFJ~」でお送りします。
2018年03月25日号掲載!
※前回の記事はこちら
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高校も後半が見えてくると、「研究者を目指すにしてもバイテクはよしておこう。有機農業や環境保全に関わっていける研究はないものだろうか」「研究者への道がないのであれば修行に行くのはどうか?一般的な社会生活からは外れることになりそうだが、実践者はいるのだ。訪ねていくのもありなのでは」等と思案し、日々の学びの他にも先の進路を模索するようになりました。
「福岡正信式の自然農法の田んぼで昆虫の研究をしている教授がいる」「里山の圃場をグループで管理しながら、有機農業を営む研究をしている大学がある」他、当時手段が少ない中でいくつかの事例を調べ上げ、『社会から外れずに仙人になるには』という難題に向けての道を模索するようになっていました。
当時一般的にはなりきれていなかったインターネットでしたが、オタク趣味があったのでうちには通じていました。ネットを見ても現在のようにたくさんの情報がある時代ではなかったのですが、大学等のホームページは存在していました。覚えたての電子メールを、研究室のページにあったアドレスを手打ちして、送ったりしたのです。
あまりメールも来ない時代だったのか、そんな礼も知らない10代からのメールにも、教授先生から返信をいただくことができました。「今は偏差値で大学を選ぶ学生ばかりだ。君のように目的意識を持って進学してくれるのなら、非常に楽しみである。ぜひ受験し、合格して下さい」と、温かいお返事をいただき、とても嬉しかったのを覚えています。結果その大学は落ちてしまい残念ではありましたが、「頑張り次第、行動力次第では、学術機関も遠い存在ではないのだ」そう思うことが出来るようになった原体験となっています。
現実には、『ともすれば農の実践をしたいのに、若い時期を無駄にすることはできない』と、第一希望への進学はあきらめ、遠く宮崎の私大に進学することにしました。ほとんど未知の地、宮崎。しかし運命的にも、最も望んでいた形での学びが出来ることに、なったのです。
つづく
―――――――― 以上本文 ―――――――
―――――以下は著者の独り言です―――――
~そして今思っていること~
現在、有機農家として栽培していますが、不思議なことに有機農業を行っている人の中にも、昆虫に疎かったり、雑草には興味がない人が、思いのほか多いのが、残念というか、意外なのでした。僕はそれらが好きで有機農業を始めたのだけれど、人によっては「邪魔者」以上の感覚を持っていないこともあって、びっくり。
農業高校編はこの辺で終わりになりますが、高校で学んだことは授業や研究以外の所でも、今の営農知識の礎になっている部分がありますので、次回特別編「農業高校生独特の青春 ~農業鑑定競技とFFJ~」でお送りします。
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プロフィール
HN:
ねこひげ@めがね
年齢:
39
HP:
性別:
男性
誕生日:
1985/03/30
職業:
農家。
趣味:
にゃんこ、みぜっと、さんぽと旅。
自己紹介:
~ここ最近のあらすじ~
10年経っても諦められなかった夢、
自分の中でもぞもぞした夢。
叶えてその後、10年が経ちました。
『農家』になってはや10年、。
人もうらやむ夜更かし昼寝。自由が利くのはいいけれど(笑
手伝ってくれる仲間も出来た。、あとは稼ぐだけ!!のトコまで来た(笑
まぁそこまで。 まだ稼げてはないんだなぁ、、。
稼ぐ以外のやりたいことは、やり切ったからいいんだけどね✨
お客さんにもボカスカ買っていただけてる。「インディーズ ファーマー」って肩書は取れたw
あともうちょっと、。人が羨むぐらい稼いだら、世の中も勝手に変わるんじゃないかと思ってる、、。
まぁ、焦るな焦るな。忙しい中でものんびりと。納得のいくように、やりますv
_________________________________________
愛車、ミゼット2。小学生の時に気になり、「いつかは乗りたい」ともやもや過ごし、運転免許を取得した帰り、中古屋さんで偶然の出会い、そして即購入。以来17年、一緒にいてくれています。
今はお庭でお休み中。でもまたいつか、走りたいね。
_________________________________________
愛猫みるくは、大学の2年目、生後6日の所を拾い、そこから一緒に暮らしてきました。この4月、17歳で逝去しました。
早かったなぁ、長かったなぁ。
いつもありがとう、今もありがとう。
そんなこんなの僕なのでした。
2022 04月 更新。
10年経っても諦められなかった夢、
自分の中でもぞもぞした夢。
叶えてその後、10年が経ちました。
『農家』になってはや10年、。
人もうらやむ夜更かし昼寝。自由が利くのはいいけれど(笑
手伝ってくれる仲間も出来た。、あとは稼ぐだけ!!のトコまで来た(笑
まぁそこまで。 まだ稼げてはないんだなぁ、、。
稼ぐ以外のやりたいことは、やり切ったからいいんだけどね✨
お客さんにもボカスカ買っていただけてる。「インディーズ ファーマー」って肩書は取れたw
あともうちょっと、。人が羨むぐらい稼いだら、世の中も勝手に変わるんじゃないかと思ってる、、。
まぁ、焦るな焦るな。忙しい中でものんびりと。納得のいくように、やりますv
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愛車、ミゼット2。小学生の時に気になり、「いつかは乗りたい」ともやもや過ごし、運転免許を取得した帰り、中古屋さんで偶然の出会い、そして即購入。以来17年、一緒にいてくれています。
今はお庭でお休み中。でもまたいつか、走りたいね。
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愛猫みるくは、大学の2年目、生後6日の所を拾い、そこから一緒に暮らしてきました。この4月、17歳で逝去しました。
早かったなぁ、長かったなぁ。
いつもありがとう、今もありがとう。
そんなこんなの僕なのでした。
2022 04月 更新。
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