植物が作り出す自然毒。有機野菜は危ない⁉

https://president.jp/articles/-/42931?

面白い記事を見つけた。
「植物が作り出す自然毒(病害虫忌避物質)」があるから、有機野菜はむしろ危ない！みたいな話を最近聞くので、気になってはいた。
僕はそもそも健康のためには有機農業をしていない。副次的に健康になるのならばそれは悪いことではないし、求めるものが農薬や化学肥料不使用の野菜であればウチの野菜もどうぞ。というスタンスである。
主眼はあくまで環境保全(見てきた景色の中で生き続けたい)と自給力の保持(国として個人として)であって、健康かどうかは個人としては追求していなかった。
が、「健康のため」と、ウチの野菜を求めてくれる方も多いことから、一応気にしている。
そこで、前置きが長くなったが当該記事である。

～ 二つ目は、野菜摂取量の多さです。野菜が身体によいことは常識でしょうが、どうしてなのかは専門家の間でも答えがわかれるところで、今では野菜に含まれる「適度な毒」が、ストレスへの抵抗力を強くする、という考えが主流になってきています。～
長野県民としても納得である。我々はとてもよく「毒」を食べる。薄めてから。山菜や野草の類いだ。必ず独特の苦み「アク」を持っている。
長野県はそもそも食料事情が良いとは言えない。ほんの20年前位まで「イカの刺身は白い」県だった。今、ソバが盛んで観光地として人気だけれど「コメが作れない」から、やむ無くソバだったのだと聞いている。
今、健康長寿を牽引している高齢世代は若い世代より「野の物」や「野菜」を食べたと思う。
若い世代もじい様ばあ様程は食べないかもしれないが、他県の人に話したらほぼ食べないとの答えが返ってくるので、食べる文化がある分、相対的に口にする機会は多いのだろうと思う。
野菜は、野草から品種改良をする過程で、食べやすく(アクなく)、旨味や養分が多いように、人間都合で選抜されてきた草々の末裔である。原種(野生種)は毒草だったりする(トマト等)
じゃあアクばかりとればいいのか　と言ったらそうではない。何事もバランスであり、適量摂取してるのが一番いいのではあるが、
こと、有機野菜を食べるにあたり、変に心配することもないんだなぁという安心を「私がした」という無駄な長文である。
慣行農産物も言わずもがな。健康マニアみたいになって、「あれはダメ、これは危ない！」と目くじらたてつつサプリで均衡をとろうとしている位なら、
「わぁ～、おいしーい」と、出されたものを楽しく美味しく何でも食べた方が、健康で健全な生き方なのだろうなぁと感じている。
久々にお酒を呑んだのです(笑)
酔っぱらいのたわ言独り言でした✨